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2007年10月29日 (月)

自己暗示

最近、色んなことがあります。イベントというか、仕事でもプライベートでも予定がぎっしり目白押しで、目が回りそうです。

興味があったベリーダンスを観に行ったり、仕事先でずっとお会いしてみたかった宮川彬良さんに会えたり、強力助っ人の力をお借りしつつ個人的にちょっと今準備を進めていることがあったり。しかも、全て2本立てなんです。一日のうちに必ず長距離の移動があるんです。朝に関西で仕事を終えたのちに、都内に移動して夕方からまた別件という、そんな感じ。

これは嬉しい悲鳴なのか何なのか?

いや、これは今あまり嬉しくないかも。毎日が変化に富み、張り合いがあって非常に楽しいのですが、気持ちの比率的には不安が多いな・・・と感じます。時間に追われてしまっている。その日のうちに仕事が終わっていません。決めていたことが終わらないとしわ寄せがどっと押し寄せて来てしまう。そのパターンのスパイラルにはまりつつあります。これはいけない。

こんなとき、どうしても人に対する対応にも雑さが出てしまうので、それが私にとって一番気をつけたいところ。

落ち着けータケミホ。急がば回れやでー。

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2007年10月22日 (月)

よくある話

最近、写真の整理をしていたら、改めて自分が「末っ子」だということを再認識させられました。

まー、なんと小さいときの写真の少ないこと。

ご兄弟、ご姉妹、がいらっしゃる方であれば頷けるお話かと思うんですよね。長男、長女はどうしても、両親にとっては初めての子供ーってことで、記録におさめたくなる心情はわかります。が、この差は何?下の子、末っ子の子の写真の無さ(笑)!

生まれたての写真とかマジでないんです。

タケミホ生まれましたー。という事実はあります。母子手帳がありますから。でも、いきなりある写真は、もう生後半年過ぎ。髪の毛ふさふさで首も据わってますよ。しかも、デブいし・・・。

ちょっとぼやいてみました。今日のブログ。

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2007年10月20日 (土)

そうきたかー

今日はあることで、どっと疲れが出ました。

取るに足らないようなほんの些細なことなんですが、「あぁ、あの話をそういう風に取るんだ・・・」と、ちょっと捉え方の違いに対してのカルチャーショックを受けることがあって。

人間色んな人がいるのだからそれは当然起こり得る話なんですが、ね・・・。

私のこれまでの人付き合いの中で、今までにない解釈でリアクションがあったのもので、少し面食らいました。「嫌な思いをさせてしまったのなら、しっかり謝らなければ」と思ってすぐに連絡を取ったのですが、その行動を取ったあとに自分に対して「何でこんなことしてんにゃろ?私の言ったことって間違いなんだろうか?いや。違うよな。」と言うような違和感を感じてしまい、なんだか気持ちの置き所がなかったです。

どんだけ、物がひしゃげて見えるぐらい斜めに物事を捉えると、あの話がこんな風になるのか?くーっ。本当はもっと思うことはあるんですけど、ま、いいです。

そうそう。取るに足らないことです。

私にはそれを気にするよりも先にすべきことがある。しかも、たんまりと。進みます。

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2007年10月19日 (金)

少女マンガな私

最近、私、あるスーパーアイテムを入手する機会を賜り、その絶大な威力に驚きが隠せません。

それは、1dayアキュビューディファインでございます。この製品がCMで流れ出した頃から、気になって気になって仕方がなかった私。でも実は私、ちょーがつくぐらい視力がいいため、コンタクトレンズとは無縁の人生を過ごしていました。かるーく両目2.0です。

余談ですが、今の私の年齢で2.0ある人は、45,6歳になる頃には激しく老眼間違いなしなのだそうでです。こんなに老眼になるのが早いなんて知らなかった・・・(悲)。これは眼科医に処方箋をもらう際に、先生から教えて頂きました。統計上、かなりの確立で当たるのだそうで。

ともかく、それまではディファインが魅力的な商品だと気になっていたものの、必要に迫られない限りは、やはり手が出せない領域の商品でした。

ところが、有り難ーいです。ある日、きっかけを頂戴することがあったのです。

眼科検診の後、いよいよ人生初のコンタクト装着です。

眼科医の先生につけ方を伝授して頂きましたが、いやーこれ、マジで難しいです。レンズがすぐ反りくり返るんですもん。表と裏の判別もかなり難しい。ようやく入れられたと思ったら、空気が入っているのか、1枚すりガラスを通して見る世界のような感覚。その理由。数秒後にわかりました。レンズの端がぺろっとめくれて目の玉の中央にありました。

格闘の末、ようやく正しい位置にコンタクトがおさまってくれると・・・

あーら不思議。少女マンガの登場人物が鏡の前にいるではないですか!お目目、うるうるきらきらぱっちり。なんとも嬉しい期待通りの劇的変化です。「わお、CMで観たままやーんっ」って感じです。(確か、目ぢからに自信のなかったモデルさんが、ディファインを入手し自信を持ってオーディションに臨むという演出のやつです。覚えてらっしゃいます?)

自分の目の玉をこんなにマジマジと見ることがなかったのですが、黒目の大きさがほんの少し変わるだけでこんなに印象までもが変わるんですね。

そして、実のところ、コンタクトってもっと目の中に異物感があるものだと思っていましたが、意外や意外。こんなに馴染むものだとは。

いや、きっと発売当時はこんなに馴染まなかったんだろうな・・・

コンタクトに限らず何でもそうですが、その商品が発売されると需要がある限り、安全面、使用感など涙ぐましい実験と研究を繰り返し、それを人々に認知してもらうように工夫して働きかけ、日々よりよい製品作り及び提供のために企業の方々は努力されてこられたんだなと、そんな想像に想いを馳せてしまう私でした。

とにかく、最近コンタクトデビューを果たした、少女マンガな私です。

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2007年10月14日 (日)

千秋楽ドキュメント番外編

千秋楽ドキュメント番外編。はじまりー。

とうとうここまで漕ぎ着けました(涙)。思い出しながら書き始めると、「あんなこともあったな。」「こんなこともあったな。」と際限なく記憶が蘇ってくるので、なかなか完結しなくって。引っ張って、引っ張って、ようやく今日、全ての話したいことが終えられそうです。長らくお付き合い頂いて有難うございます。

(といいながら、書いてるうちにまた長くなるかも・・・番外編パート2とか)

それはそうと、シャングリラ3が終わってから間もなく丸1ヶ月の時間が過ぎたことになりますねぇ。早いような、えっ?まだ1ヶ月?のような。

始めましょう。

私の千秋楽本番は実は終わっていなかったのです。むしろさらにテンションを上げてかからなければ、コケて終わってしまうという結果になりかねない、危険な本番。

それは・・・。オールキャストの大打ち上げ大会の出し物でした。

実は、出し物をしようと決めたのはこんな会話があったから。なんです。

シャングリラ中、何から何までお世話になりっぱなしでした。笑顔があのヨン様にも匹敵するほど爽やかな事務局の岸野さんから

岸野「ロシアのダンサーの女の子達が、由実さんへのプレゼントとして「人魚姫の夢」の歌の練習してるみたいですよ。武田さんは、この前のスタッフも交えた打ち上げのときみたいに何か考えていらっしゃるんですか?」

武田「うーん。何かしたいなぁとは思っているんですけど、皆が盛り上がってくれるようなネタが思い浮かばなくて・・・」

岸野「そうですねぇ・・・。「水のダンス」とかはどうですか?打ち上げの会場に実は色々仕込みがあって、もちろん音楽もかけられるし、絶対盛り上がりますよ!」

武田「岸野さーん。それ、いただきっすね!ちょーやる気出てきたー。岸野さん天才かも!」

この経緯で、早速行動開始。

(「水のダンス」とは・・・コンサートで由実さんの「インカの花嫁」という歌の次の演目。インカの花嫁ではダンサーが顔の部分までジプシーのような衣装を身に纏い、たいまつを持って踊りながら異国情緒溢れる不思議な空間を醸します。その後、暗転し衝撃的に始まる音楽で、ダンサー達は衣装を脱ぎ去り、中にはうるせいやつらのラムちゃんみたいな(松任谷さん、ごめんなさい。ラムちゃんって表現しか思い浮かばなくて。)虎の皮でセクシーなデザインの衣装に瞬間チェンジ。パーカッッションやドラムの打楽器系の激しいリズムにダンサー達がパワフルセクシーに踊りまくります。途中、舞台が一瞬にしてかかとが浸かるぐらいのプールに変わり、ダンサーは水しぶきを上げ、蹴散らしながら踊り狂う様は圧巻の一言。)

シャングリラ3のショー本番の動きを、それぞれの演者さんがチェックできるように毎回記録映像を撮って下さっているんですが、それも岸野さんから拝借し、「水のダンス」の振り付けを大まかに覚え、それにビルジニーを巻き込む作戦。

ビルジニーに「打ち上げで水のダンスやらない?」と言うと、

「いいけど・・・練習する時間、あんまりないよね。」との返答が。

そこで私は、借りたDVDと、ダンサーウラジオ組(ウラジオストク出身のダンサーの4人。皆、本当に可愛くて、スタイルがよくて、性格がよくて、セクシー。彼女達に私はミニスカートの影響を受けました。)の協力を取り付けている旨を報告。

「じゃあ、やってみよっか。」と言うことになりました。

問題は真面目に時間がないこと。千秋楽まで2日しかありません。休演日が入ったので3日間でしたが、練習するにはカウントできないので。しかも、その2日間とも1日2回公演だったため、ショーの1回目と2回目の間のほんの30分足らずを2回だけ練習ということになります。こうなれば、雰囲気です。振りを完全に写しきれなくても、雰囲気でいっちゃえーって感じです。

1回目の練習では、ウラジオ組オーリャを中心に場当たり。ポジション設定です。それが決まると、ざざっと、振り写し。やり始めて数分後・・・

武田「(ゼイゼイ、はぁはぁ・・・)この曲全部って思ってたけど、これちょっとやっぱり長いわ。曲を短く切って編集できるか聞いてみる。どこで切ったらベストか教えて。」

皆、すぐ同意。

いやー、水のダンス。ハード過ぎ。どんだけ、しゃがんで立って、しゃがんで立っての繰り返しか。太ももパンパンですよ。

オフ明け、千秋楽の日です。またしても岸野さんの大活躍のお陰で私は助けられました。曲の編集をして下さったんです。PCで。私が「1・2・3・4ここっ!」って言うと、その部分で音を切り、また「だ・だ・だ・だ・だ・だ・だ・だここっ!」って言ったところで引っ付けるみたいな。それをCD-ROMに焼いて下さいました。「ありがとー」って言って、CDデッキを持って早速ダンサーに確認。OKもらいました。

一つ前のブログを読んで頂いたらおわかりになるように、1回目と2回目の間に、「最後の演出を変えた」と言っていたかと思いますが、そうです。この日全然時間がなかったんです。振りは、今までの本番を見続けてきた私の目の奥に焼き付いた記憶が頼り。

そのまま千秋楽最後のシャングリラ3の舞台が始まりました。(これも前回のブログ参照)

涙の感動のうちに、代々木第一体育館は撤収作業に入ります。私達も全員お世話になった楽屋を綺麗に整理し、身支度を整え、三々五々打ち上げ会場に。

打ち上げ会場に着いた私は、そわそわ落ち着きません。ちょっと後ろ向きになってました。「あー、やるって言ったものの、できるんかいな・・・」って。でも、全ては整っているんです。なぜなら、私は千秋楽の朝、渋谷のドンキホーテの開店時間と同時に店内に入り、ブロンドとブラウンの超ロングウェーブのヅラを購入。ダンサー達はみんなロングヘアーを振り回していたので、これは外せないアイテム。ただ、衣装がどうしたものか。ドンキには、「動物」といえば着ぐるみしかなかったんです。これでは雰囲気出ないので、私は代々木の会場に着くと衣装の金沢さんに相談させてもらいに行きました。「水のダンスの衣装の端切れとかあります?実は今日・・・かくかくしかじか」と説明すると、「見といてあげるよ。もしなかったら、本番の衣装を貸し出すってのも考えとく。」って、太っ腹なお話を。金沢さん、この方、話していて本当に気持ちがいい人。話のテンポや発言が切れ味よくって、しかも姉御キャラでかっこいいんです。すごく小柄な方なんですけどね。そして、調べて頂いた結果、本番の衣装をお借りできることに!!その代わり、衣装は門外不出。なので、回収を徹底することを約束しました。

もうすぐ出し物の時間です。なんでこんなに自分が緊張しているのかよくわかりません。シャングリラ本番より、結構な脂汗出てましたし。ビルジニーに耳打ちして、「そろそろだよ・・・」というと、こんな質問が。「この衣装って私達二人だけ?ダンサーの皆は着ないの?ヅラつけるのイヤじゃない?」って。これは困ったことに。確かにテンション上がってるのは私だけ?だったかも。でも、ひるまず「ヅラは踊りにくかったら途中で取ろう。でもね、これちょーウケルよ。衣装はやっぱりさ、本当のメンバーじゃない私達が着るから面白くなるんだと思う。それに8着は持ち出しも出来なかったしね。」

ビルジニーも私の「やりたい」って気持ちを汲んでくれて「美保に任せた。私、あんまり振り覚えてないけど、ここの曲のところって、次どんな振りだっけ?」と積極的になってくれました。

そして登場ーーー!!

皆の歓声が心地いいかもー!!!なりきり水のダンスが始まりました。途中振りが記憶から飛んだって、平気。となりのオーリャを公然と見まくり。でも、最高の弾け感。楽しかったです。会場の盛り上がりにも助けて頂いて、私の本番が終わりました・・・。

時間、すでに午前1時半。

それから、DJブースでは日本一のDJの技を披露され、それにロシアの皆も再び大盛り上がり。続いて、由実さんが一人ずつに直筆のお手紙をキャスト全員に手渡しをされ、いよいよ締めに近づいて行きました・・・。

午前3時。皆、この場を離れたくない。でも、離れないといけない。結局、この後何時まで続いたのでしょうか・・・

私は3時40分に家に戻りました。タクシーの中で、旦那に電話をしてみたら出てくれました。「もうすぐ帰るけど、普通にピンポン押していい?」と聞いたら「ええよー」ってことだったので、家についてピンポンしたんです。

そしたら・・・「ウ~~、ウ~~、ウ~~」と夜中に響き渡る音が!

実はこの日、私のお母さんが千秋楽を観に来てくれていて、家にいたんです。「ピンポーン」で目が覚めたお母さんは、旦那よりインターホンに近い部屋にいたので応答してくれたんですけど、寝ぼけて警報機のボタンを押してしまったんですねー。皆、びっくり(笑)。数分後、警備会社の人が駆けつけて「どうかなさいましたか?」と聴取が。

「ごめんな~。ほんと、ごめんな~。」というすんごい可愛いお母さんでした。きっとお母さん、「ブログに書かんといて~」って言うだろうなぁ。

長い1日の最後の最後まで、楽しんだタケミホでした。

ご近所の方。あのときはごめんなさい。

(完)

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2007年10月10日 (水)

千秋楽ドキュメント4

昨日、体育の日に開催されたオリンピックフェスティバル(駒沢運動公園)で参加者の皆さんと5kmのジョギングをし、今日、階段から転げ落ちそうな痛みの筋肉痛に悩まされるタケミホです。こんばんわ。

ジョギング、きっついですー(泣)。自転車よりも筋肉にダイレクトにきますね。これ。

さて、このお話とはまったく関係なく、いよいよ千秋楽ドキュメントの最終回をお送りしたいと思います。

また、記憶を辿りましょう・・・ダブルコールの続きから。

オールキャストが舞台上に上がり、それぞれの思いを胸に舞台からの風景を見ています。ダブルコールの音楽が終盤を迎えるのですが、皆、名残惜しそうで、舞台から立ち去るのを躊躇しているように見えました。階段を降りてしまうと、もう二度とこの舞台に立つことはないからです。そんな中、由実さんが「あっ!」と声を上げ、ある方へ走って行かれました。松任谷正隆さんの元でした。

松任谷正隆さん。言わずもがな、シャングリラの総合演出家であり、私を含めシャングリラ3の住人に命を与えた人。この夏、命を与えられた私達はそのキャラクターの人生を燃やし尽くしました。そう言えば、ロシア人の気合入れで何人かが合言葉のように「会場を私達のパワーで燃やし尽くすぞーーー!!」と言っていたのを思い出しました。なんという達成感。なんという充実感。感謝、です・・・ほんとに。そしてもう一つ松任谷さんの印象。いつも人を楽しませるために突拍子もないことを考えていて、その思案をめぐらせるときの表情がまるでやんちゃ坊主のような方。(やんちゃ坊主って・・・ね(笑)。最近聞いたことがないっすよね。)

シャングリラ3が始まって以来、初めて舞台上に立たれていたと思います。私も由実さんに続いて走りました松任谷さんがいらっしゃるところへ。何か行動を起こさないと後悔するような気がして。

そして、「有難うございました。」とハグをしました。シャングリラならでわの感謝の表現です。

お客様もその様子を見守り続けて下さり、その証拠に拍手が鳴り止みません。それを受けて、大阪公演楽日以来のトリプルコール。

大阪公演のときのブログは由実さんが歌われた曲名を伏せましたが、今回は言います。というか、たぶん情報はすでに皆さんの知っていらっしゃる?

「ひこうきぐも」でした。実のところ私、この名曲をシャングリラで初めて知りました。このまま知らないでいたとしたら、人生の損失です。なんともいえない胸に染み入るメロディーライン。不思議です。この曲を耳にするのは大阪とここ東京で2回目。なのに口ずさめてしまう。いかに耳に馴染み、記憶に残る曲なのか。

本来ならば、この歌のとき、由実さんだけがステージの上で歌う予定だったんですが、どこからともなく「由実さんの近くで歌を聞こう」という話が回ってきて「ダバイ!ダバイ!(行こう!行こう!)」と空中ブランコのジェーニャの最後の一押しで、両側の舞台へ続く階段を上り皆が速やかにステージへ。円になって由実さんを囲み、座りました。これは演出上よかったか、悪かったか、わかりません。由実さん一人で歌われた方がいいと思われた方もいらっしゃると思いますが、皆のシャングリラに対する想いが波動となってそれがこの現象につながったような気がします。曲がとうとう終わりました。

「終わらないでー。」

と、再び会場から訴えかけるような拍手が続きます。由実さんは音楽監督でキーボードの武部聡志さん(ひこうきぐもはピアノの武部さんと由実さんのお二人のアコースティックバージョンでされました。)のところに駆け寄られ、何かの打ち合わせを。

由実さんがセンターに戻られると、ピアノから奏で始められたのは「春よ、来い」のあのあまりにも有名な出だしのメロディーでした。私、この曲。大っ好きなんです。小さい「っ」を「好き」の前に入れたこの気持ち伝わるでしょうか。この上なく贅沢なひと時でした。

シャングリラ3「ドルフィンの夢」がこれにて終了しました。

何度プールに入っても崩れなかったウォータープルーフの私のメイクが崩れていました。鏡を見て、「私こんなに泣いていたんだ・・・」と改めて知りました。

いつもの本番前に待機するドックには多くのスタッフの方が花道を作って私達を迎えて下さいました。いつもの顔、顔、顔・・・。ちょっと涙交じりの、でも、素晴らしい笑顔。

道を通りながら一人ずつ握手&ハグを交わし、進んでいくと乾杯の準備がされている部屋へ。そこにキャストが大集合。私が、この中の一員としてこの場にいられるのはこの方の存在あってのこと、関西テレビプロデューサーの大久保さん(これぞ関西弁!という模範的なイントネーションと間合いのお話のされ方がとても魅力的で、小柄な方ではあるのですが相反して本当にドーンと豪快。私、大好きです。)が、最後の乾杯の挨拶をされました。

3回のシャングリラに関わり、今回のシャングリラ3で初めて千秋楽の舞台を観ながら大泣きしたことを告白されました。つまりは本当に、「シャングリラ」が終わるということです。「また会おう!」はないということです。

私は、この夢の舞台で色んな想いを持ちながらパフォーマンスができた喜びと学び、個性豊かな人々との出会いをこれから先もずっとずっと大切にしながら歩いていきたいと思います。由実さんのシャングリラ3のMC部分の言葉と同じ。シャングリラが終わっても、夢の記憶は心に残り続けます。皆様。本当に有難うございました。

この次、番外編をお送りします。

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2007年10月 6日 (土)

千秋楽ドキュメント3

皆様、大変長らくお待たせしました。

ハワイから帰国し、千秋楽ドキュメントの続きをお伝えしなければと、私もこの日を今か今かと待っておりました。って、待ってたんだったら早く書こうよってね。

かなり、時間が開いてしまったので、今記憶の扉を開けて確認中・・・

はいはいはいはい思い出しました。では・・・

私、言葉をうまく言える自信がないから、私の作った歌の歌詞を引用させてもらいます。私はここを、このシャングリラを、宇宙船とか、地球防衛軍みたいに、大きな空母で生活を共にし、旅して回ってるみたいなそんな感じで思ってて・・・だから・・・

この気合入れは、千秋楽の2回目。そうです。これで本当に最後の公演が始まります。最後を飾るに相応しい方。それは松任谷由実さんの気合入れでした。

Save our ship 限りある命の日々  

燃やし合えたのが

あなただからここまで来た

Save our ship 永遠に漂流する魂だから

せめて今は強く抱いて

見えぬ未来を乗り越える・・・

本番前なのに、みんな泣いてました。ロシア語で通訳する声が由実さんの声と時間差で聞こえてきて、それが余計に胸を締め付けました。だって、その声がかすかに震えてるんですもん。ドック前の集合場所はコンクリートの床と壁と天井。声がいつになく反響して聞こえ、張り上げるような大きな声じゃないのにはっきり聴こえるんです。

気合入れの余韻は誰も引きずっていないようです。命がけのパフォーマンスが始まりますから、それどころではないでしょう。

会場の雰囲気。これは筆舌に尽くし難く、異様なまでの盛り上がりと、異様なまでの沈黙がかわりばんこに訪れます。1曲目のグレイスクリックの肖像。最高にかっこよかったな。どんどん思い出してきます。由実さん、本当にかっこよかった。

由実さんのパフォーマンスと、曲毎に変わるアーティストの動きがめくるめく世界を作り出し、あっと言う間にシャングリラ3の夢の舞台が終わりに近づいていきました。

私も含める全ての出演者、スタッフの皆さんがしっかりと自分の持ち場を全うすべく、シャングリラの住人として生きました。素晴らしい一体感。芸術って完璧はないし、人間にも完璧はない。でも今のこの瞬間は、ツアーの集大成としてやはり完璧に限りなく近いと思えるものを悔いなく残したかった。そういう思いがありました。

個人的には、久しぶりに力が入り過ぎました。想いを込めすぎたようです(笑)。素早い動きで揃えた両足の左右お互いのくるぶしがぶつかり合い、弾けました。選手の頃の、しかも若かった頃の現象です(笑)。気持ち先行の、空回り?みたいな。懐かしい感覚に思わず苦笑いしました。でも、この感覚。いいものですね。「あー、生かされてるなぁ・・・」なんて大袈裟に言ってみたりとかして。

由実さんの最後の出演者の紹介が始まりました。皆どんな様子だったかよく覚えてません。私、自分でいっぱいいっぱいで。幕の後ろで名前を呼ばれるのを待っているときから感情を堪えるのに必死で。

私は、いつもコーラスの「今井マサキ」さんを由実さんがコールするときに、幕を開けて頂いてステージに上がっていきます。階段を上り、ドーナツの上に勢揃いしたキャストの笑顔の間を縫って真ん中に歩いていきます。最後の「武田美保」のコール。特別手の振り方やプレゼンテーションは変えていませんが、変わっていたのは泣き顔だったこと。「大阪公演の楽日も泣いた」とブログで書いていましたが、ここでは泣いてなかった。私、堪え切れませんでしたね。

1回目と2回目の公演の合間に、変えた演出があります。最後に由実さんが「Carry on・・・」とその日最大の歌声で熱唱の直後のギターとドラムの「ジャン、ジャーン」。クライマックスのその音と同時に由実さんの立つセンターリフターを振り返るシーンです。いつもは片手を伸ばし感謝の気持ちを由実さんを鏡にして観客席に送り届けるのですが、最後だけは全員片足を跪き両手を大きく広げ、気持ちをおもいっきり届けました。

ビルジニーのテーマが優しく流れ出します。私達は幕の後ろにいるので、彼女のパフォーマンスを見ることはできませんでしたが、さぞかし幻想的で現実離れした美しさの演技だったことでしょう。

拍手が止みません。ダブルコールスタンバイの合図です。

これも、また密かな打ち合わせがありました。由実さんを持ち上げる人、ビルジニーを持ち上げる人がそれぞれいて、私はプレートのパフォーマンスをするヴァロージャの肩の上に乗って手を振ることになっていました。本番前にわざわざ遠くの楽屋にバロージャが私を尋ねて来てくれて、「肩にどういう乗り方をするか?」と申し合わせをしました。彼はかなり身長が高いので肩の上に乗ると、結構な高さになる訳です。でも、これは私、お手のもの。なぜなら、マッスルミュージカルで経験があったからなんです。ひょいひょいっと、肩の上に乗りました。通訳のために一緒に来てくれていたJ平さんがそれを見て「凄いですね?恐くないですか?」と目を丸くされていたのを覚えています。

ダブルコールの曲がかかり、誰も動こうとしなかった会場に一層の歓声が上がりました。まず、ビルジニーとユーミンさんが舞台へ登場。そして8小節開けて音が転調し私は舞台上へ。由実さん、泣いてらっしゃいました。汗と涙の区別がつかないぐらい。素敵なんですよね。年下の私が言うのもおこがましいのですが、「なんて純粋な泣き顔なんだろう・・・」って、見とれてしまった自分がいました。その後また8小節開けて全員登場です。ヴァロージャがさりげなく私を見つけてとなりにスタンバッてくれていました。打ち合わせどおり私は彼の太ももを伝って肩の上に乗り、遠くの観客の皆さんに大きく手を振りました。ヴァロージャがゆっくり歩いてくれました。ふと、回りをみると由実さんもビルジニーも肩から既に降り、高いところにいるのは私一人。「ありゃ、ヤバイ。ちょい長すぎたかも(汗)。」と急いで降ろしてもらいました。感動的な場面で、こういう現実(笑)。この気の仕方。私ってつくづく日本人かも。

つづく・・・

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2007年10月 3日 (水)

おーい。風。

今年のセンチュリーライドは、過酷でした。

前半、快調に飛ばしていたんですけど、いつもなら青い海が見えて楽しく走れる80マイルから100マイルの折り返し地点の向かい風が、もう本当に凄くて。

横に突風が吹いたときにはハンドルが取られてこけそうになったほどです。

平坦な道なのに容赦のないその風のお陰で、すっかり足の筋肉と体力が奪われました。自転車は昨年と同様、片山右京さんの超高性能自転車をお借りしていたはずなのですが・・・

「折り返したら向かい風が追い風になってくれるだろう」という甘い予想は見事にハズれ、どこをどんな風に曲がってもなぜか全部アゲインスト、向い風。

おーい。風。どうしたんですかー?なんでですかー?

と、ツッコミどころ満載でした。が、その元気もなくという感じで。

でも、途中栄養ドリンクとお馴染みアミノバイタルを飲むのを忘れていたことに気づき、即行チャージ!!

すると、足の痛みが治まり、疲労も回復。曇り空だったお天気までもが「これぞハワイ」らしい真っ青な空に。ちょっと神懸かり的。

こうでなくっちゃですよね、やっぱりハワイは。お天気がイマイチでは元気も出ません。

それからです。楽しくなったのは。ペダルを踏めばぐいぐい進んでいく感触。爽快です。最後の約40キロが一番タイムでは速かったんじゃないかな・・・?

それからも色々あって、書きたいことがあるのですが、ホテルを発つ時間が迫って参りました。帰国後、アップします。それではアロハ。マハロ。

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