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2008年8月11日 (月)

お待たせいたしました。

皆様 大変お待たせ致しました。タケミホ、無事生きて下山し、こうしてそれいけタケミホを新たに更新することができています!

こんなに時間が空いている間に、オリンピックも大変な盛り上がりを見せ、ついに昨日、柔道の内柴選手の日本第一号の金メダルが。そして今日、(号外まで頂きました!)競泳・北島選手の世界新記録での金メダル!!本当にすごすぎー。かっこよすぎー。この話させたら、尽きないのでこれはまた改めてということで。

さぁ、お話戻しましょう。 一つ前のブログで「電波系弱いところに行く」と言い残したまま、なしのつぶて。さぞかし皆様にご心配をおかけしたのではないかと・・・えっ?そうでもない?いつも最近このスパンの更新だから、こんなもんだろうと思っていた?そうですよね。言われても仕方ないでゴザイマスよね。本当に最近更新の間が開いてしまって。すいませんでした。

今回は本当に「山の上から細々でも携帯で実況中継的ブログを」と、思っていたんです。思ってはいたんですけど、真ーーー面目に電波系がさっぱりで、普通に連絡を取ることもままならず。といったところだったんです。

前置き長くてもったいぶってるようですけど全然そういうつもりはなく、行ってきた先は福島県にある「飯豊連峰」。山形県、新潟県もまたにかける、高く難関の登山ルートを歩いてきたのです。山小屋生活(最近の山小屋は布団やお食事も付くらしいです。が、飯豊は小屋は小屋でも、非難小屋なので完全セルフです。)5泊の行程で。かなり「わーお」な、出来事でした。飯豊山のことをよくご存知の方は特にそうだと思われませんかっ!?飯豊山が人生初、本格登山。これはすごいってすれ違う何人もの方に言われました。

しかし、一体なぜこのような挑戦をすることになったかと言いますと、テレビ福島さんの開局25周年の記念の番組制作で、福島県にある絶景と言われる美しい風景や自然を、環境破壊から守ろうというメッセージを視聴者に伝える主旨のもと、そのナビゲーター役として白羽の矢を立てて頂いたという訳です。

登山と聞いて、私ももう少し「ピンっ」とこなくてはいけなかったのか。まさか、ここまで本格派とは(笑)。

私、格好から入るタイプな奴なので、「これはちょっとやりすぎかな?」とか思いつつ、ミズノさんで上から下まで、外身から中身まで選ばせて頂き、用意してもらった登山製品でフル装備。結論。これ、格好だけじゃなく、めちゃくちゃ必要でした。ホントに用意してもらってよかった。

山生活の私の格好の詳細。こんなんです。自分の身長よりも、頭からかなり飛び出るながーいでか200807290621000ーいザックを背負い、滑り止めのついた手袋をして、ストック片手にどっしりとした登山靴。この登山靴のおかげで何度命拾いしたことか。私、あんまり足を持ち上げて歩かないからなのか、よく段差に足を引っ掛けるんですけど、この靴はそうなっても先端が痛くないように普通の運動靴より相当硬くなっているんです。岩や石、木々の根、枝、土、砂利、雪の上など、色んなところを歩いても大丈夫なように靴の底のギザギザが深くついていて、そして硬い。足首もハイカットで足首を捻らないよう守られています。帽子は風に飛ばされないよう、後ろにびろ~んって紐がついてるやつを準備。服やザックの耳に、紐の先についているプラスティックの止め具をパチっとつければ、帽子が頭から飛ばされてもぶらぶらついてるという代物です。下着はドライベクターという吸湿、速乾性に優れた素材のもので、その上には加工を施した、これまた通気性のいい、そいでもって肌触りもいい、襟付き(首筋の日焼け対策)のシャツ。パンツは伸縮性のあるとても軽くて履き心地抜群のもの。雨具兼風よけにゴアテックスというこれまた優れものの素材のウィンドブレーカーも準備。鮮やかなピンク色で機能性もさることながら、デザイン性にも富んだお気に入りでした。タオルマフラーっていうのもありました。タオルでありながら、標高が高くなると気温も下がるので、寒さ対策にそれがマフラーにもなるというふわふわの触感のやつです。

我ながら細かい描写。おーい。皆さーん飽きてませんかぁー?大丈夫ですかぁー?

雪渓や鎖を伝いながら渡る断崖絶壁を、これで歩きました。歩けました。じゃないとマジで死に関わる。

必要最低限の荷物しか持っていない私がヒーヒー言ってるのに、スタッフの皆さんの荷物のすごいことっ!総重量、何キロあったんでしょ?「こんなでかい荷物見たことないわっ」ってぐらいの荷物を背負って、険しい道を歩いてらっしゃるんですから、本当に脱帽です。私の帽子は脱帽しても、ぶらぶらついてるんですけどね。(そんな小ネタいらん?)

さらに言うと、山小屋には水道の蛇口なんてものはありません。ご飯を作るにも自200807301402000_2分達の足で湧き水や雪解け水が出ているところまで汲みに行き、それを大切に大切に使います。食べ終わった食器は洗い流して綺麗にするのはもっての他。一粒残さず食べて、飲み干して、あとはティッシュで拭き取って、それを持ち帰るのです。洗剤や油の浮いた水を流すことは山を汚染することになるからなんですね。

従って、シャワーなんてあるはずもなく。汗をかいたら、食事のときと同じく湧き水や雪解け水の出ているところに行ってそれで髪を流すだけ。頭皮凍りそうになりますよ。あとは、よくコンビニに売っている汗拭きのさらさらシートで体を拭いて終わり。

山の夜は早く、18:30頃に夕日が沈みますが、沈むと同時に他の山小屋に泊まっている登山者は寝袋に入って、就寝体制。電気がないので、日の光がなくなったら完璧な夜状態。時間がまだ18:30過ぎぐらいなのに、うるさくしてると「ちっ」って、舌打ちされちゃいますからね(笑)。おーこわ。

しかし、過酷ではありましたが山小屋の生活を通じて、私は、一、人間として原点を感じました。(出た。大袈裟人間。タケミホ。 )

日の出とともに目覚め、日の入りと共に眠りにつき、その間はひたすら目指すべき山を登り、降り続け、喉が渇き、お腹が減る。品数など普段よりも粗食なのに、それがたまらなく美味しくて、食を頂けるのが心底有難いと思い、水の大切さを再認識し、火を発見した原始の人達の知恵に改めて感動し、道を歩けば一歩ずつ足元をしっかり見て、踏みしめ。

生と死というかなりヘビーなテーマをも、山では考えざるを得ない出来事でした。山の自然て偉大で、脅威。

それぞれの山の山頂を登り切ったときに、見える風景は例えそれがどんな気候であっても表情が違い、それがまた素晴らしい。

贅沢を覚えたら、それを手放すのはとても強い意志が必要で、自分に甘い私にとっては難しいけど、そんな私でも普段の生活がいかに恵まれた環境にあるかということが痛切にわかりました。

おー。書いた、書いた。今日はたくさん書いたぞ。しょうもない小ネタも多かったですけど。今日はここまでにします。続きはまた。 今回ご一緒したお顔ぶれについても、書きたいことがたくさんあるので。

ほんっとタレント揃いでしたので、次回乞うご期待。

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コメント

いやはや、お疲れ様でした。

何も、今、そんな精神修行のような旅に出んでも、いいものを。
いつも、スーツをパリッと決めて、公演終了後に、荷物をコロコロ引っ張りながら、遠征先へ向かう、美保さんの後ろ姿を見送っている私達にすれば、バリバリの登山姿の出で立ちは、なかなか想像できません。

しかも、お風呂が無いのが、また、辛いですね。いっその事、山でも、ゼラチンで固めちゃうってのは、いかがです?

まあ、また、今回は、文章もすらすら進みますこと。
休むことなく、一気に話したい気持ちが、ぎっちり詰まった文面から、あふれ出してます。続きは、しっかり聞かせていただきますよ。勿論。

水着になっても、なんとなく印象が違って見えたのは、山での修行のせいでしょうかね。
この調子だと、富士山にチャレンジのお仕事も、近いうちに有りそうだな~。また、引き受けちゃうんでしょう。

投稿: ソノイチ | 2008年8月11日 (月) 23時13分

色々な事を考える時間が出来て良かったですね。
現代人で何もない時を持てるのは貴重です。
服装似合います。

投稿: カーク | 2008年8月12日 (火) 00時02分

わ〜〜お帰りなさい!!まってました。
更新されてて、にっこり(^-^)ワクワク目を通させていただきました。

すごい体験、経験をなされたのですね☆ 大変だったと思いますが、実体験は、何にも変えられるものなく、自分に返ってきますものね。
すごくうらやましい経験です。
そして、ブログを通して、お話しをきける私は幸せ者ですm(_ _)m
感謝☆


続きのお話し、楽しみにしています

ミホさん、体も少し休まれて下さいね。
お疲れ様でした(^-^)

投稿: たけ | 2008年8月12日 (火) 23時33分

さすがタケミホさん、描写が的確で楽しいですねぇ。
続きも楽しみにしています。
ところで、最近飯豊界隈の一部ではM星人が多く出没しているようです。
一般的に山屋さんにはMタイプの人が多いと言われますが、度を過ぎたMさんをM星人と呼ぶようです。
はたしてタケミホさんは?

投稿: kenroku | 2008年8月13日 (水) 17時44分

ミホさん、お帰りなさい。

どうやら滝に打たれていた訳では無かったですねcoldsweats01

でも、下界を離れ、リフレッシュ出来たみたいで何よりですhappy01

投稿: マックファミリー | 2008年8月13日 (水) 22時00分

お帰りなさい。
つうか、私、その現地の辺りの人なんで、また来てねになるのかな?

初登山にしては、もの凄いヘビーですね。

飯豊連峰は、7つの滝が拝めるという七浦の滝も有名です。
その番組、ぜひ見たいです。

投稿: やどろく | 2008年8月16日 (土) 20時34分

大変遅いトラックバックで失礼します。
実は飯豊本山から御西小屋へ向かう途中、本山直下でミホさん一行とすれ違いました。大きな三脚などを背負った男たちに混じり一人かわいい女の子?(失礼)が居て、顔は拝見したのですがその時は誰だか分りませんでした。ミホさんとお会いするのは2回目だというのに!(最初にお会いしたのは2006ホノルルセンチュリーライドの100マイルの折り返しのエイドステーション)
ミホさんが山にいる間、好天は少なかったと思いますがこの日は唯一の晴天ではなかったかな。知人の御西小屋の小屋番からオリンピックでメダルを5個も獲ってる人らしいと聞き、誰だろうと気になっていました。ミホさんのこのブログを見つけ納得。
ぜひお話の続きも聞きたいですね。
TUFでの放映は来年なのかな?

投稿: YamaSki | 2008年10月17日 (金) 11時02分

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